[手に取った理由]
・知人から、キャリアについて考えている際におすすめされた
・自分の給料がどのように決まっているかが分かると聞いて興味がわいた為
[内容]
・給料には2種類の決まり方がある
①必要経費方式
大半の日本企業が採用。その人の労働再生産分の月の経費を与える。業績は加味されない。
②利益分け前方式
成果に応じて給料が決まるやり方。成果主義。
・①必要経費方式では、労働者が明日も同じように生きていく為に必要なお金しか払わない。
一部成果主義も取り入れてるが(インセンティブ等)必要経費方式の一環に過ぎない。なぜなら、2倍の業績を上げても給料は2倍にならない。
・弁護士や医者などは、その仕事をするためのスキルに会社員より多くの時間を費やすから、価値が上がり、給料も高くなる。
・年収を上げても、更なる労力がかかるから自己内利益は下がり、人生の損益分岐点は逃げていく。自己内利益をあげるには2つの方法がある
①満足感を変えずに、必要経費を下げる方法
②必要経費を変えずに、満足感を上げる方法
・①は、精神的ストレスを感じにくい仕事をして必要経費(労働再生産コスト)を下げる事で、自己内利益を上げる。
②は、知識、経験、スキルを積み上げて給料の土台を上げる。無駄な作業や残業等で労働力を「消費」するのではなく、今後の経験となる仕事で未来の利益を生むという労働力の「投資」をする。
⇒だから、仕事選びは目先の給料の高さやインセンティブで選ばず、給料の土台を作る仕事を選ぶ
・会計と同じく、PL思考で労力を考えず利益だけ見るのではなく、「資産が利益を作る」状態が好ましい為、毎日「資産を作る仕事をしたか」を確認する。→「BS思考」
その資産を使って、いかに自己内利益を高めて裕福に暮せるかがコツ
[やること]
・自分がその日、どれだけ資産となる仕事や勉強が出来たかを振り返る。
・BS思考を定着させる